会長 小林大輔
幹事 星井英人
1905年ロータリークラブが誕生し、2022-2023年度に初のRI女性会長が誕生しました。ジェニファー・ジョーンズRI会長が今年度に掲げたテーマは「イマジン ロータリー」です。ビートルズの曲、イマジンからこのテーマを考えた彼女はイマジンの歌詞が行動への呼びかけだと捉えました。ポリオの無い世界、疾病の無い世界、全世界で安全な水を使える世界、識字率の向上した世界、良い事を想像して、その実現へ向けて行動しようと言っています。
また2022-2023年度RI2510地区 石丸修太郎ガバナーの地区テーマは「ロータリーに想いを馳せる」 ~明日のロータリーに夢を込めて~ です。
地区目標は
1.クラブの将来像を打ち立てる
2.より多くの会員の参加を得てクラブにおいて新たな事業に取り組む
3.青少年への支援を発展・充実させる
4.ICTも活用して交流の輪を広げる
となっています。
以上のRIテーマ、地区テーマ・目標を鑑みて私の会長方針は、「クラブの内部充実と強化」であります。
昨年、村田年度でのテーマ「クラブの内部充実」にプラスして「強化」を追加させてもらいました。
コロナ禍で「出でて奉仕」が思うようにできない今、「入りて学び」を実践し将来のクラブ像を皆で考える良い機会と考えました。RIや地区からは3年、5年10年後のクラブの有り方を会員全員で考えて皆でその目標に向かって行動しようとなっています。当クラブにおいても未来ビジョン委員会(前年度会長幹事、現年度会長幹事、次年度会長幹事で構成)を中心として例会時やクラブフォーラム等で将来の函館五稜郭ロータリークラブの有り方を話し合っていきたいと思っています。
奉仕活動や親睦活動においてはコロナ禍前と同じ準備をして頂きたいと思います。何事にもまず準備をしていなければ実行には移せません。準備をしてコロナの影響が出た場合は柔軟に奉仕内容や日程を変える等、奉仕活動を止めない努力をしてきましょう。
またクラブの強化については会員の増強を第一に考え、「衛星クラブ」の設立を目指します。故上加会員が会長の時も設立を目指しましたが、今般の函館、道南圏を取り巻く経済状況の中では本会員の候補者が中々見つからず、そして何もしなければ会員の高齢化は必至であります。そうしたことから30・40代の経営者や社長ジュニア、またセミリタイヤをした方をターゲットにして衛星クラブ会員候補者を見つけ出し是非、設立をさせて頂きたいと思います。
以上、私の年度は「五稜郭ロータリークラブの未来像を皆さんで考えていただいて、会員増強もする」と至ってシンプルですが、決してその他の奉仕活動をおざなりにするわけでは無く、時代や地域のニーズに合ったロータリ―活動を皆さんと一緒に実行していきたいと思っています。どうか1年ご協力を賜りますようお願い申し上げます。